佐賀県唐津市の港町・呼子
佐賀県の北端、海に面した小さな港町・呼子。
福岡市内から車で約1時間半。古くから天然の良港として知られ、
壱岐、対馬など周辺の離島と行き交い、大陸文化とつながる
海の交通要地として栄えてきました。
江戸時代、捕鯨によって栄えた呼子町。
「鯨一頭で七浦潤う」
一頭の鯨が七つの漁村を豊かにするといわれ、
多くの人々が集い「鯨組」が形成されました。
時が流れ、かつての姿が影を潜めた今。
その誇りを受け継ぎ、
もう一度熱気を呼び覚ますために。
この地にとって潤いと活気の象徴である
鯨をしるべに町興しが始まります。
一人ひとりの想いが交わり、
やがて大きなうねりとなる。
この挑戦が、呼子に新たな息吹を吹き込みます。
戦前まで呼子町の各地で行われていた「呼子くんち」が復活。呼子に伝わる民話「親子鯨の弁天様詣り」になぞらえ、和紙で漉き上げた親子鯨の山車を引きながら、町中を練り歩きます。
江戸、明治、大正、昭和へと時代が移り変わるなかで、それぞれの時代の特色を残しながら紡がれてきた呼子の町並み。この景観を守り、未来へつなげていくために「重要伝統的建造物群保存地区」を目指しています。
佐賀県の北端、海に面した小さな港町・呼子。
福岡市内から車で約1時間半。古くから天然の良港として知られ、
壱岐、対馬など周辺の離島と行き交い、大陸文化とつながる
海の交通要地として栄えてきました。
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